ニック「クソが・・・・」

前回、本編で反逆を受けたパウルの渾身の往復ビンタがニックの顔面に数十回ヒットし
彼の頬が真っ赤に腫れるという事態に至った。


悪男「・・・・・・・」


ニック「なんで俺だけ・・・・?」


腫れ上がった頬を押さえ、彼はテーブルに蹲っていた。


悪男「普段の行動とか話し方がこういうのにかかわるんですかね・・・」


ニック「俺の容姿でいきなり敬語とか使い始めてもなんか変だろ?
    お前の近くにも敬語が似あわねーやついるだろ?」


ニックの声が耳に入るなり、悪男は光速で3回うなづいた。

 

ニック「そういうもんだ・・・。」


悪男「あ、話が変わりますが、
   多分これの次が最終回になるのかな・・・?」


ニック「あーそうだな。そういうこった。
    それにしても疲れた。もうそろそろまともなのきてくれよ・・・」


悪男「ニックさんはこういう番外編で招かれた人(パウル)に何故かうらみを買われたりしますから・・・」


ニック「あの狂人の場合は知らんぞ。」


悪男「あの人は『常』にああいう人なんです。あれは正常なんです。」


ニック「・・・・・・・もうやばいなそれはいろいろと。」

 

悪男「・・今日はまともな知人が来てくれることを願いますね。」


ニック「そうだな。
    今俺が知ってる設定には本編ではなっていないはずだが、ザイレスを裏切った
    ヤツとか、そういう系がきてくれると途轍もなく助かるよなぁ」

 

悪男「それを信じて・・・・レッツルーレット!!」

 

ピピピピピピピピピピピピ

 

 


ピィ・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


悪男(まぁこういうフラグだとはおもったけどなぁ・・・・・)

 

 

 

 

 


?「埋っぞ!????」

 

 

 


ニック「・・・・」

悪男「・・・・・」


現れた男が発した、冒頭の謎の暴言に二人の口は凍りついた。

 


?「なんだ! ん〜? 悪男とうんこか!!!!!」

 


悪男「あのルシファーさん・・・・・一体ここに来る直前になにやってたんですか・・・・・」

 


ルシファー「・・・・」


悪男「・・・・どう考えても埋めるぞなんて発言が日常的な会話に出てくるはずないとおもいますが・・・」

ルシファー「・・・・・」

ニック「・・・・・・・・・・・」

 

 

ルシファー「黙れ!!!!!!!!!お前の部屋に勝手にトイレ増築すんぞ!!!!!!」


悪男「……」

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・

 

 

 

ニック「・・・・・・・」

 


ニックは気がついた


前回訪れたベリアルは悪男の流暢なツッコミに反応を示したが、

 

今回訪れたもう1人の男はそのツッコミや些細な質問にも反応しないということを・・・・・。

 

 

 

・・そして、"黙れ"とツッコミを封殺された上自分の部屋にトイレを増築すると宣言された悪男はこう考えた。

 


"これはヤバイ"と。

 

 


悪男「・・・・・」
ニック「・・・・・・」

 

 


ルシファー「で!!!!ここは何や!!!!!!!!!!」

 

悪男「えっと・・・・・なにか・・・・読者が納得するような・・・・内容を話してもらいたいです・・・・・・・」

 


ルシファー「あ〜〜〜〜そうだな。
      2日前に謎にバタフライがしたくなったがプールがなかったために水溜りでバタフライをしていたら・・・・・・」

 

悪男「あ・・・・もういいです。」

 

ルシファー「あ・・・・・?」

 


悪男「ですから・・・・読者がよんでこの長編がもっと楽しくなったりする内容を・・・・・・」

 


ルシファー「水溜りでバタフライしたら楽しいだろ!!!!!!!」

 

ニック「だからそういうのではなくて家族とか・・・・過去とかだよ」


ルシファー「だから!!!!!!!!!!二日前の話してるだろうが!!!!!!お前の部屋はこれからトイレな!!!!!!」


悪男「・・・・・・・」

 

 

ルシファー「あとそこの赤髪・・・・・」

 

ニック「・・・・・!?」

 

ルシファー「トイレ作るの面倒だからお前の家のトイレパクっていいか・・・・?」

 


ニック「そんなのダメに決まってんだろ!!!!」

 

ルシファー「糞・・・・・どいつもコイツもきにいらねえええええええええええええええええええええええええええええええ」

 


ルシファーの声が部屋の中に響く中、二人は得体の知れない恐怖に襲われた。

自分の部屋がトイレと化すのも、自分の家から便器が消滅するのも最悪だからかどうかは定かではないが
レベルの高い嫌がらせをすると宣言された2人の顔は今までにない微妙な表情を浮かべていた。

 


悪男「なんでいちいち便座に固執するんですか・・・・」

 

ルシファー「お!!珍しくいい質問するな〜〜〜〜!!」

 

悪男(いい質問だったのか・・・?)

 

ルシファー「それはな。昔俺が部下の盗賊のヤツの便座を独占していたんだよ。」
      理由は分からないがその時腹痛に襲われてな・・・・前日は確か砂と布団しか食ってないはずなんだが・・・・」


ニック(狂人すぎだろ・・・・)


ルシファー「それでその部下のヤツがまじで死にそうな顔してたからな・・・・
      俺は何人もの人間をこの手で殺めてきたが、ここまで最悪な表情を浮かべられたのも初めてだった・・・」


悪男「はぁ・・・」

 

ルシファー「そして、俺は便座はやはり人間の命なんだなと理解し、部屋に確か10個くらい便器を購入したんだよ・・・
      確か・・・・4ヶ月前かな・・・・」

 

"それで4ヶ月前資金が減っていてみんなが飢えていたのか!!!!!!!!!!"

と、悪男は突っ込みたかったが、いまそれを言ったところでどうにもならないと考え直し、声を押し殺した。

 


ニック「・・・・・それで?」


ルシファー「それでまぁ、ニックを殺そうかなーとおもって。」

 


ニック「?」
ルシファー「?」
悪男「?」

 


ニック「?????」

 

 


ルシファー「ヒュヒィェュィィフィヒュィイ!!!!!!!」

ニック「うおっ!?」

 

 

謎の掛け声を上げたルシファーは素早くニックの元へと跳躍し、着地と同時にニックの顔面を右腕でわしづかみにした。


ニック「ヒィイィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ」

 

得たいの知れない恐怖に襲われたニックは震え上がり、発したことのない声を無意識に叫んだ。

 

ルシファー「ヒュッヒョゥゥツッゥヒュヒョゥィゥヒュィ??!?!?!?!!??!??!?!?」

 

ニック「ヒィイイイイイイィイイイイイィィィイィイィィイィィィィィ」


ルシファー「…………」

 

ニックの悲鳴が木霊したあと、突然ルシファーの鬼の形相が緩み真顔になり静かにこう口を開いた。

ルシファー「舐めてんのかお前…???」

 

ニック「え……??」


ルシファー「今の俺の慈悲深い言葉を聞いてねえってのか!?!?!?!?!?!?!?!?!?!」

 

ようやく理解可能の言語を話したルシファーの言葉にニックは恐怖を殺し、切羽づまりながらも声を押し出した。


ニック「き……っ…ききましたぁあああっ!!!!!!!!」

 

ルシファー「じゃあもう1回俺の発言をリピートしてみろや!!!」

 

ルシファーのその言葉に、異常な困惑と恐怖を感じつつも
記憶をたどり、ニックは先ほどのルシファーの言葉っぽい言葉を口にし始めた。


ニック「ヒュ…ヒュエッ…ヒュィッフィゥ…h」


ルシファー「は?????

      お前だれがそんなフザケタ言葉で話してんだよ……
      まじで顔面埋っぞ??」

 


ニック(もうだめだ…どうあっても死ぬ気しかしねえ…)

 

ルシファー「俺はロッカーを全部全開にしてそこを全力疾走して全部締め切ったら許すってアレほど言っただろ!?!?!?!?!?!!?!?!?}


悪男(何だそれ……)

ニック(………)

 

ルシファー「じゃあここにあるロッカーを全部開いたから!!!
      走れ!!!」


ニック「う・・・うぉおおおおおおお!!!」

 

バタバタバタバタバタバタバタバタバタ


ニック「やっ・・・・やりました!!!!!」

 

ルシファー「0点・・・・・・やり直し」
      
ニック「ええっ!?」


ルシファー「美しくないなぁ〜〜


      あと哀愁さがでてないなぁ〜」


悪男(ロッカーを閉めるためのダッシュでどうやってそれを表現するんだ・・・・)


ルシファー「俺なら脚の関節はまぁ逆になるなぁ〜」


悪男(あ、これやっぱり死ぬパターンや・・・)


ニック「えっ・・・え・・・・っと・・・・
   
    その・・・脚の関節を逆にするより・・・普通に走ったほうがかっこいいかと・・・・」


ニックの顔から死相がでている。


これが恐怖に精神が蝕まれている者の思考から発せられる、恐らくこれが彼の渾身の提案なのだろう。


無理だとわかりつつも、ニックはこの意見をのんでくれることを願った・・・。

 

 

 


そして静寂が訪れる・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

ルシファー「無理ィ〜〜〜〜」


ルシファーば両手で×マークを作ると、なぜか少しうれしそうにそう答えた。

 

 

 

 

 

・・・一方ニックは、苦笑いを浮かべることしかできなかった。

 

 

ルシファー「ん? やべええええええええなんか体がきえてるぅうううううううううう」

 

悪男(とうとう時間がきたか・・・・普通に3分じゃないよなこれ・・・)


ルシファー「うぉおおおおおおおおおおおおおおおお」


ニック「え・・・・・・」


ルシファー「ヒュッヒョゥゥツッゥヒュヒョゥィゥヒュィッヒュヒョッヒョフィゥヒョッチョゥィ!!!!」


ルシファーが気張ると、なぜか制限時間がくるとその体が消えるというこの「ニック&悪男」の根本的なルールを無効化し、体の透明化を防いだ。


ニック「何でやねんおいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!おかしいやろぉおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

 

ルシファー「よし! ニックおめぇ整形すっぞ!!!!」


ニック「え・・・・・」


ルシファー「ヒュッヒョゥゥツッゥヒュヒョゥィゥヒュィッヒュヒョッヒョフィゥヒョッチョゥィヒョゥゥツッゥヒュヒョゥィゥィッヒュヒョッヒョフ!!!!」

 

ニック「ぎゃうういあういづいふぉえfじぇjfぺjfぽえjこfけp@fkwq」


※おみせすることができません※

 

〜次回に続く

 

 

 

 

 

 


 

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