ストーリー
- 真治「・・・アカン、コレ疲れる・・・」
ジルガ「・・・おいおい、本拠はまだ先だぜ? これまでも数々の修羅場を乗り越えてきた勇者(笑)が弱音を吐いてどうする」
勇治「というか今迄と違って敵が格段に多いんだよねぇ・・・ つか今さり気にジルガさん貶した様な・・・」
ジルガ「気のせいだろ、あ、ちなみに今回はもう一つやるべき事がある、要はサブミッションだな」
真治「ふぇ?」
ジルガ「ついでに第二水力発電所を攻略しろ、だとさw」
勇治「ついでってレベルじゃないでしょそれ・・・」
ジルガ「だな、しかもここの発電所はグレナル国にとっても易々と明け渡す訳にはいかない地、ひょっとするとグレナル国から誰か派遣されているかもしれんな」
真治「無理ゲーですね、はい。」
ジルガ「だが、不可能という訳でもない。 この辺りは比較的豪雨が多かったり、近辺のローブ川の氾濫等でかつて施設内の制御パネルがショートし、大惨事になった事があるそうだ。 よって、制御パネルはその先の氾濫の影響が無いとされる格納庫に設置してるらしい。そちらを先に制圧してしまえば比較的楽に為る筈だ」
真治「そんな事がワシ等老いぼれにできようか・・・ 第一敵も格納庫に、しかも水力発電所の核に等しい制御パネルまであるのに無防備では無いだろ流石に」
ジルガ「無駄な時だけ賢くなりやがって・・・ まぁ正論ではあるが」
勇治「それにしてもジルガさんはやっぱ詳しいなぁ・・・ 元ダイアンに所属してるだけはあるなぁ、それともシリウスさんに聞いたのかな?」
ジルガ「!! 伏せろ、敵が見回りに来た! あと”さん”付けは慣れないから遠慮してくれ」
真治「え、これガチで攻略する気かよ・・・」
勇治「・・・っぽいね」
真治「・・・単純にアホだろ」
ジルガ「本人の目の前で悪口言うなw 大体――」
兵士達「・・・!! そこに居るのは誰だ!」
真治「ほら言わんこっちゃない」
ジルガ「・・・・・・(ツッコもうとしたが、もうコイツは駄目だと悟り、諦める)」