ここは、とある世界。














至って大事も何も起こらない世界。










このまま時が進めば人々達は平和を手に入れる事が出来る・・・・・・筈だった・・・


















『ある男の謀略』によって全てが闇へと消えていくとは知らずに・・・・・・・・・















短編第一章
「Slaughter a person」
















AM 0:00 廃都ダークテクノロジーシティーにて・・・


???1「計画は順調か?」

???2「ああ・・・順調だ・・・  それより、良いのか? 部下の人数が少なくても」

???1「構わん・・・ そろそろ任務へ行くぞ・・・」

???1「GAMEはこれからだw」









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真治「ゲームとは・・・ 遊び人の為に有る・・・    ウキャキャキャキャキャ、今ちょっといい事言ったw」







シーーーーーーーーーーン





勇治「ハァ・・・神は何故この人サルを兄にしたのか分からない・・・」

真治「そう言うな、今日新しいゲームを買ってきた」

勇治「はあ・・・」

真治「その名も! 『モンスター・ハンt、じゃなかった『モンスター・ファイター』!」

勇治「ほぼパクリだなw ってか今本当の名言いかけたよね

真治「ウルサーイ! では早速プレ・・・」






ザザーン









その言葉が言い終わらぬ内に、部屋半分程の水が浸水した

真治「なッ・・・・・・・・・・・・」

真治「ゲ、ゲームが・・・」

勇治「・・・この付近に海岸は無いし・・・ 水道管でも破裂したというのか」

真治「キイテイルノ」

真治「(・・・待てよ、そうか、勇治は話をシリアスにしようと・・・ よし、俺も!)」




















真治「・・・今日はいい天気だなァー!」

この日の天候:大雨

勇治「死ね 兄さん、どうする?」

真治「メソメソ」

勇治「ん、こんな所に新聞が有る てか何故これだけ濡れてないんだw












『民衆を守らんとする組織”ダイアン”立ち上がる』

勇治「ダイアン・・・?」

真治「大根・・・?」

勇治「お前喋んな」

真治「orz」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜数十分後〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜









生徒A(真治)「先生! ”ダイアン”とは何ですか?」

先生(勇治)「いい質問ですね、生徒A君。 ダイアンとは民衆達を守る組織の事です。 最近ベイルによる犯罪が増えて世界はとても物騒です。そこで、真の平和を民衆にもたらす為に山賊や盗人等の悪人を征伐する、民衆達による組織みたいですね。

真治「なんだ、偉い奴等じゃないか。っていうか↑の文普通の先生なら生徒A君とは言わんだろ」

勇治「そういえば、この新聞によるとダイアンに、離反者が現れたらしい。そいつ等はあちこちを無差別破壊して回ってるらしい・・・。もしかするとこの家を破壊したのも無差別破壊をする離反者かもしれないね」

真治「そんな事態になってるのに国王は何してるんだよ・・・」

勇治「分からない。でも既に民衆からは無差別破壊によって犠牲者が出ているのに、警察が動いていないというのは変だよな」

真治「・・・・・・待てよ、もしこの家を破壊したのがそいつなら・・・   まだこの地域の周辺に居るんじゃないか?」

勇治「有り得る。」

真治「許せん! 行くぞ、弟よ。」

勇治「ちょっと待って、装備なしでどうするつもり?」

真治「大丈夫だ。装備ならオレの心の中に・・・」

勇治「ふーん、 んじゃ僕はこの地域に隠されていると言われる複数の神器でも取りに行くとするかな」

真治「え」

勇治「そうでもしないとその犯人に勝てる筈が無い。ダイアンには属性を持つ者も居るらしいし」

真治「・・・(ヤバイと思っている)」

真治「・・・よ、よーし、俺もついて行くぜ、 もし途中で敵に襲われると大変だしな・・・」

勇治「あ、いいよ、僕一人で」

真治「NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOoooooooooooooooooooooォォォォオ!」

そんなこんなで二人の旅が幕を開けたのだった・・・
この先には一体彼等にどのような試練が待ち受けてるのだろうか・・・・・・・・

















???「・・・・・・・・・また新たな奴が来たか・・・まあいい、
すぐに塵にしてやるよ・・・・・・w」





AM: 2:00ダイアン第二磁力発電所にて・・・







???1「おい、シリウス! 警備をサボるんじゃねえ!」

シリウス「・・・しかし、アルガ大尉、今この人の状態が・・・


兵士1「ハァ・・・ハァ・・・・」

アルガ「・・・フン、下郎がw」

アルガはそう呟くと、兵士を思いっきり蹴り上げた。

グシャ

兵士1「ぐああああぁぁぁっ!!!」

アルガ「・・・オマエみたいな雑魚なんざ何人でも雇えんだよ、何なら全体の警備の手を緩めさせた罪として今此処でぶっ殺してもいいんだぜぇ?分かったらこの場で死ぬか俺の目の前から消え失せるかどっちか選べw」

兵士1「ひいいいいぃぃっ!」

アルガ「フンww 他の兵士らもこんな目に遭いたくなけりゃ真面目に働けやw」

兵士一同「は・・・・・・はいっ!」










シリウス「・・・」






下郎か・・・・・・

俺はダイアンという組織に入ってから分かった事が一つ有る・・・














どうやらダイアンという組織は頭がいかれた奴しかいねえという事だ。





民衆を守るどころかただ単に自分達の権威を見せているだけではないか。




何が大尉だ、何が少佐だ、何がボスだ、




俺はダイアンが許せねえ、必ず粛清してやる。




俺はダイアンのように力で民衆を抑えたりはしねえ。




無差別破壊をするような奴が出る組織を作ったりはしねえ。




本当の正義という奴を教えてやる・・・w



アルガ「・・・オイ、シリウス、御前までサボる気かw? 御前は俺のお気に入りなんだぜ?」

シリウス「ああ、すいません。それより、私は下郎達に体で教える事にします」

アルガ「ホウww で、何を教えるつもりだ?」

シリウス「正義とかいう奴です」

アルガ「そいつはいいw どいつに教えるんだ」


シリウス「貴様にだ。」

アルガ「・・・・・・なっ・・・」

シリウス「・・・死んでもらおうw ダークネス・ソウル・スピア

アルガ「がはぁ・・・・・ な・・・何故・・属・・・・・性を・・・」

シリウス「元からだ。分かったらこの場で『死ぬか』『逝きるか』どちらか選べ」

アルガ「く・・・そ・・・」

シリウスの攻撃は見事にアルガの心臓を貫いていた。







兵士一同「・・・・・・シ・・・シリウス様・・・万歳!」








兵士達の歓喜の声が、発電所に響き渡った。




そして歯車は回り始める・・・。

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